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Java Community ProcessにAssociate Memberとして登録しました。

tomotaka.hatenablog.com

このツイートとリンクの記事を見て、「あ、これ(JCP)って誰でも参加できるんだ」ということを知り、Associate Memberとして登録を行いました!

JCPそのものやメンバシップについては、じゅくちょーさんの記事が詳しいです。 www.sakatakoichi.com www.sakatakoichi.com

Associate Memberになることで、Java Specification Request(JSR)にContributorとして参加することが出来たり*1、EC選挙で投票を行えたりします。
基本的な登録の流れは上に貼り付けたtomotakaさんの記事の通りなのですが、一部「これは...?」と思った部分があったのでそのあたりを書きたいと思います。

1. 現在はManual Signatureのみ(でも中身は電子署名と一緒?)

The Java Community Process(SM) Program - Participation - newMembership

f:id:noko_k:20180811124219p:plain

私が登録したタイミングでは、Manual Signatureにするかどうかのチェックボックスが無く、キャプチャのNOTEに記載があるとおりManual Signatureによる登録プロセスになる模様です。
ただ、SubmitしたところPDFの契約書がメールで届き、それにAcrobat Readerで署名を行い返信する、先程貼り付けたtomotakaさんの記事と同じようなプロセスで登録できました。
FAX送らないといけないのかななどとドキドキしながらメールを待っていましたがあまり気にすることはなかったのかもしれません。

2. 英語の契約書について

完全に私の問題なのですがちゃんとした英語の契約書を書くのが初めてで、 一回目の契約書の送信では記載に誤りがあったために受理されず修正を依頼されてしまいました。

  • Signature: 手書きフォントでの署名(Acrobat ReaderのFill & Signを利用する)
  • Name: 通常のフォントでの名前(通常の記入(編集)で入力する)
  • Title: 役職
  • Date: 署名をした日付(dd/mm/yyyy)

最終的に受理された契約書の記載です。

f:id:noko_k:20180811130910p:plain

修正を依頼されたのはSignatureのところで、SignatureとNameの違いがわからずどちらも同じようにゴシック体で「Noriyuki Kazusawa」と記載したのですが、Signatureは手書き(cursive)のフォントで記載する必要があったようです。
(契約書が添付された)最初に受信したメールをよく見たら、「署名をするときはAcrobat ReaderのFill & Signを使うと良い(意訳)」と記載があったので、ちゃんと読むべきでした。

登録を終えて

Membersに私も名前が載りました!日本人で個人登録している人は2018年7月時点で9人*2らしいのでざっと見ても日本人はだいぶ少ないですね.. JUG経由での参加をする方が多いのでしょうか

The Java Community Process(SM) Program - Participation - JCP Members f:id:noko_k:20180811123656p:plain

Associate Memberの登録に際して、JCP 浜本様には多大なご協力をいただき登録をすることが出来ました。 浜本様には私の契約書の誤りからその後のJCPプロフィールの同期等についても丁寧にご対応していただき感謝しております!

*1:ContributorになるにはPMOとSpec Leadの承認が必要なようなので、誰でもなれるわけでは無さそうです。多分。

*2:https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/JCP_Japan_JUG_visit_July2018.pdf