Scala Matsuriに参加してきました
お久しぶりです。
30〜31日の2日間で開催されたScala Matsuriに参加してきました。
Java系以外のイベントに出るのは初めてかつ
普段がっつりScalaいじっていない私でしたが楽しめました!
運営の方々、楽しいイベントを開催していただきありがとうございます!
お弁当も美味しかったです!!
参加したセッション
1日目
- Refactoring Scala
- Scalaの深みへダイブ
- 猫という考え方
- バッチをAkka Streams で再実装したら100倍(295倍)速くなった話
- ScalaコードはJVMでどのように表現されているのか
- 実用関数型アーキテクチャのパターン
- Playソースコード完全マスターの道
2日目(アンカンファレンス)
印象に残ったもの
Refactoring Scala
Scalaの表現力すごい(小並感)
Type AliasとかはJavaに導入するのそこまで難しそうに思えないのですが、
何で入んないんでしょうねぇ...。
これ以上言うとなんか後でものすごい
マサカリが飛んできそうなのでこれ以上は言わないことにしますw
スライド上のソースも読みやすく、楽しめました!後で資料としても活用出来そうですね
Scalacの深みへダイブ
これだけでもScala Matsuri参加してよかった!という気分になれました。
Scalacがどんな処理の流れでFoo.scalaからFoo.classを作るのか?がメインでしたが、
過去の歴史等も含めて触れていました。
REPL上でASTを表示させているスライドがありましたがこれがめっちゃ便利
REPLで
import scala.reflect.runtime.universe._
してから、
val tree = q"a + b" showRaw(tree)
をタイプするとScalacが生成したASTがさくっと見れるっぽいことがわかりました。
(今までScalaのASTを見たい時はずっとscalac -Ybrowse:typer Main.scala
してました。。。)
showRaw使えば見たいところだけ見れて便利ですね。
全体を俯瞰したいときは今までの方-Ybrowse:typerしたほうが良さそうですが。
ちなみに上のを実行すると、
scala> import scala.reflect.runtime.universe._ import scala.reflect.runtime.universe._ scala> val tree = q"a + b" tree: reflect.runtime.universe.Tree = a.$plus(b) scala> showRaw(tree) res0: String = Apply(Select(Ident(TermName("a")), TermName("$plus")), List(Ident(TermName("b"))))
このようになります。
+
演算子が$plus
に変換されているのとか関数適用のApplyとかいろいろ見れて楽しいですね。
ScalaとSparkによる日本語テキストマイニング
初心者向けのセッションで、機械学習を理解するための前提となる キーワードの解説から説明があったのでだいぶ分かりやすかったです。
英語はスペースなどの区切り文字があるため、
それで区切ってから処理をするのに対し、
日本語はそのような区切り文字が無いため、
形態素解析で確率的なアプローチをしてから処理を始める違いがあることがわかりました。
ただそれで分けられたところで「ヤバい」などの単語があった時に
プラスの意味でもマイナスの意味でも取れるので機械学習難しいと言ってましたw
機械学習をするのはライブラリ側のコードを呼び出す1行で済んでしまい、
事前準備のコードがほとんどでした。
Word2vecはこの事前準備が必要ないようですが未知のデータを渡した時の動作が
事前に渡したデータセットにかなり依存するので
どんなデータを渡すかが非常に重要になりそうです。
そのほか
あとこれ私でした。1日目はWiFiの存在に気づかず
しばらくテザリングしてましたすみませんw
ガッ #ScalaMatsuri pic.twitter.com/CuJWvrgUNQ
— 山本裕介 Yusuke Yamamoto (@yusuke) 2016, 1月 30
私です /(^o^)\ https://t.co/FaB3K4IeHS #ScalaMatsuri pic.twitter.com/2RRYqkouMk
— noko.(「・ω・)「™.java (@noko_k) 2016, 1月 30